
2016-06-29 :
草刈り作業とマルチ

2016年6月27日 晴
梅雨の晴れ間に「丘の上」と呼んでいるブルーベリー畑で草刈作業です。

ブルーベリーの畝(うね:作物を植え付ける場所のことで、多くは水はけをよくするために周りより高く土を盛って作ります)
にはどっさり、刈った草を積んでおきます。こうすると、いいことがいくつかあります。
・防草効果:畝の上に草が生えにくくなります。
・土の水分保持:ブルーベリーの根は細くて比較的浅い位置に広がります。ツツジに似ています。ですから水の多い少ないに敏感で、乾燥すると枯れやすく、水につかると酸欠で根が腐ります。草を積んでおくと表層が適湿に保たれます。
・高温防止:夏暑い日差しが土の温度を上昇させるのを防いでくれます。
これらは、マルチング効果といってビニールマルチでも同じことですが、有機物マルチとして分解すると肥料になります。
また、刈った草をそのままにしておくと、刈ったところが適湿に保たれて、かえって次の雑草が生えやすくなるような気がします。
デメリットとしては
・株元が草で隠れると、株元に穴を開ける虫が見つけにくくなります。
・土が良くなるのでモグラがやってきます。
・レーキで草を集めて畝に載せる作業は夏はしんどいです。
このくらいでしょうか。
以前は、業者から刈り取った草をもらってマルチしていたこともありました。
いずれにせよ、ブルーベリー栽培に何らかのマルチは必須といわれております。
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